環境活動
iso14001

2002年2月に日本の出版社としては5番目に「ISO14001」の認証を取得いたしました

(JQA-EM2120)

書籍出版に必要な機能 書籍の保管、在庫管理、返品受け入れ、化粧なおし

取次会社を経由して書店発売をした書籍は、しばらく書店の店頭に並べられますが、売れるかどうかは、PR、販売促進企画の有効性と書籍そのものの力によるところが大きいといえます。売れない書籍なら3〜7日で書店の店頭から姿を消し、2,3日倉庫で眠った後、それでも店頭での問い合わせや注文がなければ取次会社へ返送されます。つまり、売れない本は10日以内で書店から取次会社に返品されるということです。

送品された書店が、かならずしもその書籍が売れる条件、環境の書店でない場合もあります。また、PRや販売促進企画、広告が間に合わないと、書店からは売れない、と判断されて返品されてしまいます。よって、PRと販促の仕掛けはタイムリーに行いたいものです。

さまざまな努力にもかかわらず、書籍が取次会社へ返品されてくると、取次会社は委託品で6ヶ月以内に返品をしないと買取をする、というのが取次会社と出版会社の一般的な取り決めです。しかし、実際には守られておらず、自由返品制でいつでも返品でき、いつでも返金を求められる、というのが、現在の書籍取次制度と言ってよいでしょう。

返品されてきた書籍は、取次会社から当社が契約している在庫用の倉庫へと返品されます。そこで、返品受入として計上され、以後、書籍が出ていかなかったら、毎月、在庫料金がかかることになります。倉庫でずっと眠るのではなく、書店からの注文により再度、出荷して行ければ、倉庫在庫が徐々に減って、いずれは底をつき、増刷ということになるわけですが、ことはそう簡単にはいきません。一日120点もの新刊書籍が出版されていますので、それらすべてを受け入れることは書店にはできませんし、まして売れていない本を何日も何週間も店頭で販売をしてくれるほど、書店には余裕がありません。

書籍は、行ったり来たりしながら、全国16,000店の書店で売れてゆきますので、倉庫に返品されてきたときには表紙カバーをはずして新しい表紙カバーに付け替える化粧直し、という作業があります。よって、初版で書籍を印刷するとき、表紙カバーは返品の化粧直し用に多く刷っておく必要があります。1,000冊に対して350枚分ほどの余分は最低でも必要と考えてください。